2024-01-01から1年間の記事一覧

成果をあげるための行動指針

「ほとんどの人が下に向かって焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる。組織や上司が自分にしてくれるべきことを気にする。そして何よりも,自らがもつべき権限を気にする。その結果,本当の成果をあげられない。」経営者の条件P78成果をあげるため…

鏡は自分を律するための武器となる

「リーダーたる者は,あらゆる行動において,翌朝鏡の中に見たい自分であるかを問うことを習慣化しなければならない。」非営利組織の経営P54特に翌朝というのが,皮肉ですかね。二日酔いの日の朝だと見たくない自分だったりするでしょうね。女性問題で失脚した…

話し上手より聞き上手

「多くの人が,話し上手だから人との関係づくりは得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。」非営利組織の経営P217話が下手よりは,上手いほうがいいかも知れません。しかし,話す能力と人間関係づくりの能力は必ずしも一致すると…

正当化する議論は単なる言い訳?

「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないものを継続すべきことを正当化するための議論が,言い訳以上のものであることはあまりない。」創造する経営者P190「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないもの」であるにも関わらず,なかな…

損得の問題は奥が深い

「業績をあげる際には,間違いや,失敗さえも許される。いや,許され るべきである。だが,業績をあげる際に許されないのは,自己満足と低い業績基準である。」マネジメント下P129業績をあげるためには,間違いや失敗が許されるべきであるというのは よくわ…

信頼できるのは記憶ではなく記録

「人間の記憶には驚くほどの融通性がある。今日やっと営業費を賄っているにすぎない製品が,三年前には産業に革命をもたらすと期待されていたことを記憶している人は少ない。『製品ラインへのちょっとした付け足しとしてスタートした製品だが,それにしては…

マルチタスクの限界を知る

「成果をあげるには,手を広げすぎてはならない。一つのことに集中する必要がある。若干の気分転換を必要とするというのであれば,二つのことを行ってもよい。しかし,三つ以上のことを同時にこなせる者はいないはずである。したがって,なされるべきことを考え…

努力をねぎらってもらえるのは身内だけ

「知識労働は,量によって規定されるものでもない。コストによって規定されるものでもない。成果によって規定されるものである。」経営者の条件P25モノを動かしたり運んだりすることは,長年のあいだ人間の仕事でした。体を動かすことは,イコール成果をあげ…

なぜを5回繰り返す

「重要なことは,正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど,危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」現代の経営下P226間違った問いに対する正しい答えとはなんでしょうか?ネジが緩ん…

人事の決定を真剣に考える

「『人を正く判断できる者はいない。』少なくともこの世にいない。しかし問題は,人事の決定を真剣に考え,最善をつくすべく努力をする者が少ないということである。」マネジメント・フロンティアP144出だしの『人を正く判断できる者はいない。』の部分です…

優先順位の決定を即決できるか?

「優先順位の決定が,よき意図を成果を上げるコミットメントへと,洞察を行動へと具体化する。優先順位の決定がマネジメントの視点と真摯さを語る。そして優先順位の決定が,基本的な行動と戦略を規定する。」創造する経営者P267優先順位の決定は重要ですね。し…