見栄や虚栄心と正面に向き合う

「大きくなること自体に価値はない。良い企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。」マネジメント基本と原則P260この虚栄というやつがクセ者ですね。人間は虚栄(見栄)から逃れることはむずかしいのです。大が小に飲みこまれるとい…

理想よりも現実と冷静に向き合う

「目標は,大義ではなく費用対効果に関わるものとしてとらえなければならない。いかに努力しても達成できない目標は目標として間違っているとすべきである。」イノベーションと企業家精神P215われわれは,こうありたいという夢や希望を持っています。しかし,競…

小さな成功を積み重ねる

「成功に必要なものは,ある小さな特定の発展だけである。」創造する経営者P245成功に必要なものは,画期的なもので,業界に革命を引き起こすものでなければいけないと思ってしまうものです。古くは,エジプトのピラミッドや万里の長城なんかが思い浮かびます。…

うまい話はあてにならない

「奇跡の困る点は,それが起こりえないということではなく,頼りにならないことにある。」P.F.ドラッカー経営論P235苦しいときの神頼みというやつです。おそらく,これは人間らしさにもつながってくるのかも知れません。少なくとも犬や猫は苦しいときの神頼みを…

好事魔多し

「うまくいってるときこそが,外からの助け,良き師の助けが必要なときである。成果をあげるほど,目の前の仕事,緊急の仕事に没入しているおそれがある。そのとき,経験豊かな師が,『それは意味のあることか。自らの最高のものを引き出しているか』を聞いてくれ…

成果をあげるチェックポイント

「成果をあげるには,チェックポイントは二つ設けることが望ましい。一つは中間点,例えば九ヶ月後である。もう一つは終わりに近く,次のアクションプランの策定に入る前である。アクションプランなくしては,すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプラ…

完璧主義の弊害を知る

「目標が最大化にあったのでは目標は決して達成されることがない。それどころか達成に近づくほどいっそうの努力が求められる。」イノベーションと企業家精神P211比較的やさしい問題で,常に80点をとるというのは,努力すれば可能です。しかし,常に100点をとる…

小さな領域に集中する

「企業家的なビジョンは,社会や知識のすべての領域にわたるものではなく,一つの小さな領域についてのものであるという事実にこそ,活力の源泉がある。」創造する経営者P245業績のカギは集中ということですね。ところが,あれもこれもやりたくなるのが人間です…

公式や法則を疑ってみる

「判断の代りに公式を使うことは,常に間違いである。」現代の経営上P83常に間違いであるといわれても,判断の代りに公式を使いたがるのが人間の性だったりしますね。周りを見渡してみると,○○の法則や○○の方程式なるものによって,パターン化するのが大好きな…

壊れた中継器を探せ!

「今日の組織構造は,マネジメントの階層を基本に組み立てている。それらの階層は,ほんどが情報の中継器にすぎない。他のあらゆる種類の中継器と同じようにできが悪い。情報は伝えられるたびに内容が半減する。」ネクスト・ソサイエティP129組織構造は,トップ…

「ウチの会社」「ウチの業界」は禁句

「優れたリーダーは,『私』とはいわない。意識していわないのではない。『私』を考えないのである。いつも『われわれ』と考える。」(非営利組織の経営P21)特に難しいのが,「意識していわないのではない。」の部分です。無意識で自然に「『私』とはいわな…

正当化するための議論は不毛な議論

「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないものを継続すべきことを正当化するための議論が,言い訳以上のものであることはあまりない。」創造する経営者P190「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないもの」であるにも関わらず,なかな…

話し上手より聞き上手

「多くの人が,話し上手だから人との関係づくりは得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。」非営利組織の経営P217話が下手よりは,上手いほうがいいかも知れません。しかし,話す能力と人間関係づくりの能力は必ずしも一致すると…

鏡は利己的な自分を戒めるための道具

「リーダーたる者は,あらゆる行動において,翌朝鏡の中に見たい自分であるかを問うことを習慣化しなければならない。」非営利組織の経営P54特に翌朝というのが,皮肉ですかね。二日酔いの日には,かなり堪える一節です。自己嫌悪に陥ることもありますが(苦笑)人…

成果をあげることが出来ない3つの理由

「ほとんどの人が下に向かって焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる。組織や上司が自分にしてくれるべきことを気にする。そして何よりも,自らがもつべき権限を気にする。その結果,本当の成果をあげられない。」経営者の条件P78本当の成果をあげ…

持ちつ持たれつの関係にケジメをつける

「組織が成長するほど,特に成功するほど,組織に働く者の関心, 努力,能力は組織の中のことで占領され,外の世界における本来の任務と成果を忘れていく」経営者の条件P34これは,組織の宿命ですね。人間は,本質的に親近感のある人に協力する傾向がありま…

人を組織に引きつける手段は何か?

「人を組織に引きつけるものは高い基準である。高い基準だけが誇りをもたらす。人はもともと貢献することを好む。」非営利組織の経営P24「人を組織に引きつける手段は何か?」という問いに対する答えは,高い基準の設定ということになります。リスクもなく無…

人を組織に引きつける手段は何か?

「人を組織に引きつけるものは高い基準である。高い基準だけが誇りをもたらす。人はもともと貢献することを好む。」非営利組織の経営P24「人を組織に引きつける手段は何か?」という問いに対する答えは,高い基準の設定ということになります。リスクもなく無…

常にプラス思考というのも,考えもの

「人間の記憶には驚くほどの融通性がある。今日やっと営業費を賄っているにすぎない製品が,三年前には産業に革命をもたらすと期待されていたことを記憶している人は少ない。『製品ラインへのちょっとした付け足しとしてスタートした製品だが,それにしては…

損得の問題と生死に関わる問題

「業績をあげる際には,間違いや,失敗さえも許される。いや,許され るべきである。だが,業績をあげる際に許されないのは,自己満足と低い業績基準である。」マネジメント下P129業績をあげるためには,間違いや失敗が許されるべきであるというのは よくわ…

ボスの顔色を伺うのは当然?

「マネジメントを欠くとき,組織は管理不能となり,計画は実行に移されなくなる。最悪の場合,計画の各部分が,それぞれ勝手なときに,勝手な速度で,勝手な目的と目標のものに遂行されるようになる。ボスに気に入られることのほうが,成果をあげることより…

人を判断する基準は節穴だらけ

「『人を正く判断できる者はいない。』少なくともこの世にいない。しかし問題は,人事の決定を真剣に考え,最善をつくすべく努力をする者が少ないということである。」マネジメント・フロンティアP144出だしの『人を正く判断できる者はいない。』の部分です…

正しい問いは,なぜを5回繰り返す

「重要なことは,正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど,危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」現代の経営下P226間違った問いに対する正しい答えとはなんでしょうか?ネジが緩ん…

やっぱりビジネスは結果が全て?

「知識労働は,量によって規定されるものでもない。コストによって規定されるものでもない。成果によって規定されるものである。」経営者の条件P25モノを動かしたり運んだりすることは,長年のあいだ人間の仕事でした。体を動かすことは,イコール成果をあげ…

マルチタスクはカッコいいとは限らない

「成果をあげるには,手を広げすぎてはならない。一つのことに集中する必要がある。若干の気分転換を必要とするというのであれば,二つのことを行ってもよい。しかし,三つ以上のことを同時にこなせる者はいないはずである。したがって,なされるべきことを考え…

自分の仕事をキチンと答えられるか?

「権限に焦点を合わせる者は自らが単に誰かの部下であることを告白しているにすぎない。」経営者の条件P79権限に焦点を合わせる者とは,会社で何をしているかと質問されたとき,「○○部にいます」「○○部長です」と答える人のことをいうのだそうです。権限に焦…

仲間意識から距離を置く

「チームをつくるには人から始めてはならない。なされるべき仕事から始めなければならない。『なされるべきことは何か』考え,次いで『鍵となる活動は何か』を考える。」非営利組織の経営P171チームを考えるときに,真っ先に思い浮かぶのは,誰と誰が相性が良く…

人物の真摯さを見抜けるか?

「学ぶことのできない資質,後天的に獲得できない資質,初めから身につけておかなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」マネジメント中P30リーダーの資質として身につけておかなければならないのは,真摯さです。真摯さの定義は難…

即断即決の落とし穴

「優先順位の決定が,よき意図を成果を上げるコミットメントへと,洞察を行動へと具体化する。優先順位の決定がマネジメントの視点と真摯さを語る。そして優先順位の決定が,基本的な行動と戦略を規定する。」創造する経営者P267優先順位の決定は重要ですね。し…

埋没原価を拒否する人間の性

「老廃物は捨てなければならない。人の身体はそうしている。ところが,組織では強い抵抗が出てくる。容易ではない。」ネクスト・ソサエティP132老廃物を捨てることは簡単なのに,組織の老廃物を捨てることには抵抗があるということですね。自然の摂理としての…